マニュアルは通用しない介護

介護のマニュアルがすべて通用するわけではない。


学校では様々な介助方法を勉強します。

ベッドから車椅子への移乗や、車椅子からベッドへの移譲
寝たきりの利用者さんに対しては体位変換をしなくてはいけません。

けれど、学んだことすべてが通用するか?
と問われればそれは「No」です。

教科書に乗っている移乗方法がどんなに素晴らしいものでも
「そのやり方ちょっと痛い」とか、「そこ持たないで!」と言う利用者さんもいるのです。

新人の頃は、自分が正しいと思ったことをして、「痛い」と言われると尻込みしてしまうものです。
「習ったことやってるのに何で・・・・?」そう思うこともきっとあるでしょう。

けれど、そういう場合は、利用者さんの声に耳を傾けるのが1番なのです。
「ここは痛くないですか?」「今の移乗はどうでした?」
積極的に質問しましょう。

自分が「してあげる」の気持ちではなく利用者さんに「教えて頂く」のです。


マニュアルはマニュアルでしかありません。

かと言って、学校の勉強は無駄ではありませんよ。
基本的なことを知らないで先に進めるわけがありませんから。


働きはじめたら、ひとつひとつ、より良い方法を利用者さんと見つけていくこと。
それこそが正しい介護だと、私は思っています。