介護の人手不足

介護の人手不足とそれにともなう現場の危険性。


介護職。
ヘルパーの資格を持っている方はたくさんいるはずなのに、その資格を生かさずに
全く別の職種で働いている方もいれば、働きはじめてもすぐに辞めてしまう方もいます。

「人手不足」とは、どこの施設でもよく聞く言葉です。
なので、介護者1人1人の負担が重くなってしまうのは、どうしても仕方ないことなのかもしれません。

しかし、利用者さんによっては、1人介助がどうしても難しい場合もあります。
人手不足なので利用者1人に2人の介護者が付く余裕がない・・・ということもあるでしょう。

しかし、利用者さんの「安全」が何よりも優先。
時間がないとか、忙しいとか、言っている場合じゃないのです。

それでも、どうしてもバタバタと忙しく、1人で介助をしなければならないときもあります。

正直、私はそれが怖くて仕方ありませんでした。

特に入浴介助では、危険なことがいっぱいでした。

全く立位が保てない利用者さんの、下の服を脱が、リフトに移乗させるのは本当に困難だったし、
お尻を洗うときは、片手で利用者さんの体を支え、片手でお尻を洗うのですが
ただでさえ、体が濡れていて滑りやすいので、本当に危険たったのです・・・。
利用者さんが椅子から滑って落ちたり、自分が利用者さんを落としかねなく
「なんでこんな危険なことさせるの!?」という憤りを、何度も感じたことがありました。

「何か」が起こっては遅いのです。人の命をお預かりしている現場ですから・・・。


もっと、介護する側も、利用者側も「安全・安心」であるべき現場。
そういう現場作りのためにも、社会が出来ることはあるのではないかと思います。

このまま、介護職の給料も下がる一方、介護保険が上がる一方では
「人手不足」の現状はますます深刻化するのではないかと思うわけです。