介護施設 利用者の全身清拭

入浴しない利用者さんには「全身清拭」をしてあげましょう


入浴拒否をされる利用者さんの中には、お風呂が嫌いなわけではなく、大勢で入る大浴場に抵抗がある、という方や、
個浴に入りたくても、入れないから嫌という方もいます。
寝たきりの状態で、リフト入浴も困難な利用者さんもいます。

けれど体の清潔は保ちたい・・・。
そのときには「全身清拭」をすることです。

清拭とは体を綺麗に拭いてあげることです。けれど、どんなに暖かいタオルで体を拭いたとしても、しっかり体は温まりません。
逆に体がすぐに冷えてしまう可能性があるので、お部屋の温度には十分注意して、暖かい空間を保つことです。

このとき可能であれば、手浴・足浴を同時にした方がいいと思います。
ゲルマニウム温浴を経験したことのある方は解かると思いますが、手と足をお湯につけているだけで、体は温まってくるものです。
大きめのタルにお湯を張って、そこに足をつけて貰ったりするだけで、体は少しでも温まってくるはずです。

清拭時に必要なお湯の温度は、手を入れるのもしんどいくらいの熱い熱いお湯でなくてはなりません。これは学校で教わるかと思いますが、自分が直接手をいれて「温かい」と感じる温度のお湯で、タオルを濡らし清拭をしても、
温かいと感じるのは一瞬だけで、すぐにタオルも体も冷えてしまいます。

介護士にとってはちょっとキツイかもしれませんが「熱い!」と思うお湯の温度での清拭をしましょう。
利用者さんに風邪をひかせてしまわないように、気をつけてくださいね。