車椅子

車椅子は案外怖いものなんです。


車椅子に乗ったことがある方はいるでしょうか?
私は学校の授業で、産まれてはじめて車椅子というものに乗りました。

1人1人、利用者役と介護士役を順番にやっていたのですが、
私は車椅子があんなにも怖いものだとは思いもしませんでした。

確かに自分で操作する分にはいいんですけれども・・・。
エレベーターの乗り降り、上り坂・下り坂、砂利道など色々とありますが
何が1番怖いかってとうと「下り坂」です。

今は自分の両手でしっかりと、体を支えていられるからいいかもしれないけれど、
これが、手に麻痺を持っていて手すりを握れなかったら・・・・と思うと、怖いだろうなぁと、考えていました。

ある日、右麻痺の利用者さんを食堂に連れていくときのこと、食堂にはスロープがあり
そのスロープを下っていたとき、私はついうっかり自分の歩く速いペースで車椅子をグングン押してしまったのです。

その利用者さんは勢いが良過ぎたためか「怖い!」とおっしゃられました。
「ごめんなさい!!」と慌ててスピードをゆるめたのですが、授業で自分が感じたことをすっかり忘れてしまっていたということと、
怖い思いをさせてしまった利用者さんに対し、深く反省をすることになりました。

車椅子なんて押したりするだけでしょ?と思いがちですが、やはり何事も甘い考えでいると失敗をしてしまうものです。

ブレーキのかけ忘れにも注意しましょう。