働く場所を決める前に

働く場所を決める前に働いてみたい場所でボランティアをしてみましょう。


もし、どこで働こうか決めかねている人がいたら
是非、考えて欲しいことがあります。

私が施設で働いているときに、IT関係で働く50歳を過ぎた男性が、
ボランティア活動に来たことがあります。

施設でボランティアを募ったわけではありません。
ただ単に、彼の自宅がたまたま施設に近かったということで、
直接、施設に電話をかけてきて、自ら申し込んできたのであります。

介護職に転職をしようという気持ちがあったわけでも、家族に緊急に介護を要する人がいるわけでもなかったらしいのですが、
「自分が、自分の家族が、いずれ施設に入ったときのため」と思い、行動に移したそうです。

5日間という僅かな間でしたが、利用者さんとのコミュニケーションからお掃除から、ベッドメイクまでお手伝いをして頂き、介護士側としてはとても助かりました。
それに、普段、介護士とゆっくりお話を出来ない利用者さん側からとしては、話し相手が出来たので、それは楽しそうでした。

もし、どこで働くかを決めかねているのであれば、受け入れて貰えるかは解かりませんが、
働いてみたいと思う場所に、ボランティア活動に行ってみるといいと思います。
いくら給料が、いくら条件が良いものだとしても、内部のことが全然解からないと正直、不安ではないですか?怖くはないですか?

普通の会社では絶対に無理なことですが、福祉だからこそ、ボランティアという形で、とりあえずその場所をしっかり見極めることが出来るチャンスがあるのです。
せっかく働いたけど環境が合わなかった・・・とすぐに辞めてしまうのであれば、そうなる前に、1度でもボランティアを経験してみるのは自分にとっていいことかもしれませんよ。